2022年、世界はコロナというパンデミックに襲われ
様々な人たちの生活環境や生き方を変えていった。

世の中のイベント行事も全て中止され
その場所を彩るはずだった花たちも破棄されるという
『フラワーロス』という社会問題も起きた。

地元のお花屋さんも頭を抱えつつ

『捨てられるお花が可哀想』と言葉を漏らす日々。

『自分たちに出来ることは何かないか？』

そんな時に、
『捨てられるはずだったお花でドレスを作ろう』

そんなアイディアからこの作品が生まれました。

どんな素敵なお花でさえ、環境が変わると価値を失ってしまう。

僕ら人間も、今の場所や環境に縛られて
窮屈な思いをしてしまっていないだろうか？

自分の価値を失って生きていないだろうか？

花でさえ、輝けない場所がある。

しかしドレスとして生まれ変わることで
またその命を取り戻した。

だからこそ、
僕ら人間も思い切って環境を変えて

『本当の自分らしい命の輝き』を見つけ出そうではないか。

この作品が様々な人にとっての『希望の道標』になりますように。